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2026/04/27

産業廃棄物リサイクルの必要性を解説|企業側のメリットや注意点は?

産業廃棄物リサイクルの必要性を解説|企業側のメリットや注意点は?

限りある資源を再利用し、有効活用することは、持続可能な社会の実現を目指す上で非常に重要です。そのため、企業等による廃棄物の排出時にも、自社から出た産業廃棄物をただゴミとして処分するのではなく、積極的にリサイクルすることが推奨されています。

そこで今回は、同軸ケーブルをメインとした有価物の買取と回収、リサイクルに注力しているクリエイトジャパンが、企業が産業廃棄物のリサイクルに取り組む必要性と重要性、またこれによって得られるメリット、業者を選択・依頼する際の注意点等について解説していきます。

リサイクルとは?具体的な3つの方法について紹介

まずはリサイクルとは何か、具体的にどのような方法があるのかについて、説明していきます。

リサイクルとは、廃棄物や不要物等を破砕・分解・融解するなどして加工し、再利用することです。具体的には、中間処理場において主に以下3つの方法でリサイクルすることを言います。

【日本で一般的に行われているリサイクル方法3選】
  1. マテリアルリサイクル:原材料レベルまで分解し、材料として再利用する
  2. ケミカルリサイクル:化学の力で分子レベルまで分解し、原料として再利用する
  3. サーマルリサイクル:焼却する際に発生する熱エネルギーを回収、再利用する

日本における産業廃棄物リサイクルの現状は?

環境省が発表した「産業廃棄物の排出及び処理状況(令和5年度速報値)」によると、令和5年度における産業廃棄物の排出量は、およそ365,044千トンでした。

このうち、中間処理場に運ばれ再生利用された124,547千トンについては、上記いずれかの方法でリサイクルされたと考えられます。これに、中間処理場を通さず簡単な選別作業のみで直接再生利用した物量を加えると、令和5年度現在の産業廃棄物のリサイクル率は54.4%となります。

企業等が産業廃棄物のリサイクルに取り組む重要性

企業等が産業廃棄物のリサイクルに取り組む重要性

リサイクルの定義や具体的な方法がわかったら、ここからは、企業が産業廃棄物のリサイクルに取り組むことの必要性や重要性、またこれによるメリットについて確認していきましょう。

まず、企業が自社から出る産業廃棄物のリサイクルに積極的に取り組むべき理由としては、主に以下の2点が挙げられます。

企業が産業廃棄物のリサイクルに取り組むべき2つの理由

  1. 産業廃棄物の埋め立て処分場の残存容量に限りがあるから
  2. 持続可能な社会の構築・実現に不可欠な取り組みだから

リサイクルされない、またはできない産業廃棄物は、最終処分場である埋立地に埋められます。

環境省の発表によると、産業廃棄物の最終処分場の残存容量は令和5年4月1日現在で前年比304万m3増の18,063万m3で、あと20年ほどで残存容量がゼロになってしまうということでした。

また、平成12年には「循環型社会形成推進基本法」が、平成13年には「資源有効利用促進法」が施行、または一部改正されるなど、リサイクルを推進するための法整備も行われています。

天然資源に乏しい日本において、今ある・まだ使える資源を有効的に活用することは、持続可能な循環型社会を実現する上で欠かせません。社会の一員として、環境問題の解決に貢献するべき立場である企業には、産業廃棄物のリサイクル率の向上にも取り組むことが求められるのです。

【参考】
産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況(令和4年度実績等)について | 報道発表資料 | 環境省
循環型社会形成推進基本法 | 環境再生・資源循環 | 環境省
3R政策(資源の有効な利用の促進に関する法律)|METI/経済産業省

企業等が産業廃棄物をリサイクルするメリット2つ

産業廃棄物のリサイクルは、地球環境の維持・改善や持続可能な社会の構築を目指す上で非常に重要な取り組みですが、取り組む企業側も、以下のような2つのメリットを獲得できます。

  1. 自社に対する世間、社会からのイメージ向上につながる
  2. 産業廃棄物の処分費用(=経費)の削減に役立つ

リサイクルへの取り組みを発信することは、自社のCSRや環境問題に対する考え方・姿勢を対外的にアピールするための効果的な手段の一つです。

少しでも多くの産業廃棄物をリサイクルするために行っていることや、リサイクルした廃棄物の量・割合を実績として発信することができれば、一般消費者はもちろん、自社の顧客、取引先の候補となる企業等に対しても、自社へのイメージアップを図れるでしょう。

また、リサイクル可能な廃棄物は経済的価値のある資源であり、ごみではなく有価物という扱いになるため、買い取ってもらうことができます。お金を払って処分してもらうはずだった産業廃棄物を買い取ってもらうことができれば、廃棄物処理にかかる経費の削減にもつながります。

【関連記事】有価物の定義・具体例を解説|処理方法等において産業廃棄物と異なる点とは?

産業廃棄物の種類・リサイクル方法の具体例

産業廃棄物の種類・リサイクル方法の具体例

ここからは、産業廃棄物の分類や一般的に広く行われているリサイクルの具体例について、確認していきましょう。まず、産業廃棄物の定義に当てはまる廃棄物の種類は、以下の20種類です。

【全20種類】産業廃棄物の一覧

あらゆる事業活動に伴うもの
(業種を問わず産業廃棄物となるもの)
  • 燃え殻
  • 汚泥
  • 廃油
  • 廃酸
  • 廃アルカリ
  • 廃プラスチック(合成ゴム含む)
  • ゴムくず(合成ゴムを除く)
  • 金属くず
  • ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くず
  • 鉱さい
  • がれき類
  • ばいじん
特定の事業活動に伴うもの
(特定の業者から出た場合のみ産業廃棄物となるもの)
  • 紙くず
  • 木くず
  • 繊維くず
  • 動植物性残さ
  • 動物系固形不要物
  • 動物のふん尿
  • 動物の死体
以上の産業廃棄物を処分するために処理したもので、いずれにも該当しないもの
  • コンクリート固形化物など

【出典】産廃知識 廃棄物の分類と産業廃棄物の種類等 | 日本産業廃棄物処理振興センターをもとに作成

なお産業廃棄物のうち、一般的に広くリサイクルが行われている品目・方法の具体例としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

【品目別】産業廃棄物リサイクルの具体例

廃プラスチック類 汚れや混合の程度により、別のプラスチック製品や化学製品の原料、燃料として再利用する。
金属くず 精錬して不純物を除去し、種類別に分類・回収して建築資材や電線、自動車部品などにする。
汚泥 無機性汚泥はセメントやレンガの原料として、有機性汚泥は発酵させ、堆肥やバイオマス燃料として再利用する。
廃油 不純物を除去、または蒸留して油(潤滑油や補助燃料等)として再利用する。または化学的に分解して工業用せっけん等の原料、畜産や農業用の飼料・肥料にする。

同軸ケーブルをリサイクルする際の流れを紹介

私たちクリエイトジャパンは、主に同軸ケーブルの買取と回収、リサイクルに対応しています。

そこでここからは、上記のうち、廃プラスチックと金属くずをリサイクルする方法の一例として、クリエイトジャパンにおける同軸ケーブルのリサイクルの流れについて紹介していきます。

こちらも、産業廃棄物のリサイクル方法を理解する上での参考として、ぜひご確認ください。

【クリエイトジャパンにおける同軸ケーブルリサイクルの手順】
  1. 自社のトラックで事業者様のもとへ伺い、不要になった同軸ケーブルを回収
  2. 自社の中間処理工場に集め、まずはケーブルの状態に合わせて人の手で選別
  3. 機械に投入して裁断、破砕、分別を繰り返し、素材ごとに抽出する
  4. 銅、アルミ、樹脂の素材別に分類し、ナゲット状になるまで粉砕、出荷する

【関連情報】クリエイトジャパンの事業やリサイクルについてはこちらでチェック!

産業廃棄物の運搬・処分・リサイクルを依頼する時のポイント

ここからは、産業廃棄物リサイクルの業者選び、及び契約する際の注意点を解説していきます。

自社の産業廃棄物の収集と運搬、リサイクルをお願いする業者を選ぶ時、また選定した業者と契約を結ぶ際の注意点としては、大きく以下の2点が挙げられるでしょう。

産業廃棄物のリサイクル業者を選び、契約する際の注意点

  1. 産業廃棄物の収集と運搬、リサイクルに対応できる許可を持つ業者を選ぶ
  2. 必ず産業廃棄物委託契約書、マニフェストを作成の上、契約を結ぶ

たとえリサイクルすることを前提としていても、産業廃棄物として収集・運搬を依頼する場合や、産業廃棄物とリサイクル可能な有価物を混合して回収してもらう場合などは、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を得た業者に、廃棄物の回収を依頼する必要があります。

さらに、収集と運搬だけでなく、リサイクルまで依頼するのであれば、古物業許可や金属屑業許可など、リサイクルに対応するための許可を持っているかどうかもチェックした上で、委託先を決定しなければなりません。

【関連情報】クリエイトジャパンの産業廃棄物収集運搬業・産業廃棄物処分業の取り扱い品目、許可について

なお、産業廃棄物の収集・運搬を業者に委託する際には、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行も必須となります。産業廃棄物のリサイクルに対応する業者と契約を締結する際は、紙マニフェスト、または電子マニフェストを交付することも、忘れないようにしてください。

【参考】産廃知識 マニフェスト制度 | 日本産業廃棄物処理振興センター

産業廃棄物と買取の対象となる「有価物」の違いは?

有価物とは、廃棄物のうち金銭的な価値があるもの、有償での売却が可能なものの総称です。

リサイクル可能な品物も、広義の有価物に含まれますが、廃棄物かどうかは以下の5つの基準を総合的に勘案した上で判断しなければならない上、多量の産業廃棄物と混合した状態であれば、産業廃棄物として収集・運搬するのが一般的です。

  • その物の性状
  • 排出の状況
  • 通常の取扱い形態
  • 取引価値の有無
  • 占有者の意思

【参考】
廃棄物の定義について|環境省
廃棄物の処理及び清掃に関する法律

有価物と廃棄物の法的な定義の違いについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
興味のある方は、こちらもひと通りご確認ください。

【関連記事】有価物と廃棄物の違いとは?判断基準や処理する際の方法・注意点の違いについても解説

なお、仮に産業廃棄物を有価物として処理してしまった場合は、排出事業者も罪に問われる恐れがあります。

「今、自社にあるものが有価物と産業廃棄物のどちらに該当するのかわからない」という場合は、事業所を置く自治体、または廃棄物や有価物の収集・運搬・処分に対応する業者等に問い合わせるようにしましょう。

産業廃棄物の買取・回収・リサイクルに対応いたします!

産業廃棄物の買取・回収・リサイクルに対応いたします!

クリエイトジャパンでは、同軸ケーブルのリサイクルの他、同軸ケーブルと一緒に使用するアンプ[5.1]やタップ、端末機器[6.1]、ヘッドエンド機器など同軸HFC機器[7.1]のリユースにも注力しています。

また上記以外にも、有価物としてその他の金属くずの買取・回収にも対応しており、たくさんのお客様から「今まで全て産業廃棄物として処分していたけど、有価物として買い取っていただくことで会社としてプラスになった」というお喜びの声をいただいております。

産業廃棄物の収集・運搬・処理の他、リサイクルに対応してくれる業者を探しているという場合は、産業廃棄物収集運搬業と産業廃棄物処分業、そして古物業の許可も取得している私たちクリエイトジャパンにも、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

私たちクリエイトジャパンは、同軸ケーブルの買取と回収、リサイクルに取り組む会社です。

また同軸ケーブルの買取と再資源化以外にも、以下のような品物について有価物として買取・回収するとともに、必要としている方のもとへ届ける再利用化事業にも注力しております。

  • 同軸ケーブル、引き込みケーブル、SSFケーブル
  • アンプ、タップ、PS関連、ヘッドエンド設備、端末機器
  • バッテリー、保安器、モデム、STB など

なお光ケーブルなど、一部買取対応できないものもございます。そのような場合は、産業廃棄物として当社で運搬・処分対応することも可能です。

設備の保守や切替工事等のために、ご不要になった同軸ケーブルやケーブルテレビの周辺機器などがございましたら、リサイクルとリユースの豊富なノウハウを持ち、全国対応にて有価物の買取と回収を行う私たち「クリエイトジャパン」に、ぜひお気軽にお問合せください!

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