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2026/04/20

パワーサプライとは?担う役割や仕組み・種類・選び方などの基本情報

パワーサプライとは?担う役割や仕組み・種類・選び方などの基本情報

パワーサプライ(PS:Power Supply)とは、その名の通り電力を供給する装置の総称です。

そこで今回は、パワーサプライのうち同軸HFC機器に該当する種類の買取と回収、そして回収後のリユース、リサイクルにも注力しているクリエイトジャパンが、パワーサプライが担う役割や基本的な仕組み、具体的な種類などについて、わかりやすく解説していきます。

「パワーサプライ」とは?装置が果たす役割を解説

冒頭でも述べた通り、パワーサプライとは、電源として各種機器に電力を送る装置の総称です。

しかし、パワーサプライが担う役割は、他の機器への送電だけではありません。実は、外部機器に対して電力を出力する前に整流・降圧・安定化という3つの工程にも対応しているのです。

電源の供給(送電)までにパワーサプライが担う3つの役割

整流 電気の流れる向き(電荷)と強さ(電圧)を、送電先の機器等の用途に合わせて整える。主に電気をAC(交流)からDC(直流)に変換することを指す。
降圧 電気の電圧を、商用電力の送電に適した高電圧(100V程度)から送電先の機器等に合わせた低電圧(5V〜10V前後)になるように下げる。
安定化 整流した電力から電子機器等が故障する一因となるノイズやリップルを除去し、電圧の揺らぎを抑えて、滑らかな状態で出力する。

電気は、流れる向きと大きさが周期的に入れ替わるACの状態で送電した方が効率が良く、用途に合わせた変換・降圧もしやすいことがわかっています。一方で、送電先で使用される家電や電子機器、産業用機械の多くは、電流の向きと電圧が一定なDCで動作する仕様となっています。

そのため、電力会社から送られてきた電気を家庭や企業で安全に使用するには、コンデンサやインダクタ、レギュレーター、コンバータなどによる整流・降圧・安定化が欠かせません。

パワーサプライは、上記のような電子機器を搭載し、商用電力を家庭や企業で安全に使用できるように整えた上で供給することから、日本語で「直流安定化電源」とも呼ばれているのです。

【関連記事】同軸ケーブルとは?何に使う?主な使い方や特徴などの基礎知識をまとめて解説

用途によって名前が変わる!パワーサプライの種類とは?

用途によって名前が変わる!パワーサプライの種類とは?

電力の供給をはじめ、電力の入力・出力に付随する複数の役割を担っているパワーサプライは、メインの用途や役割、使用環境などにより、分類や名称が変わってくる場合があります。

そこで以下の一覧に、代表的なパワーサプライの種類・主な用途・名称についてまとめました。

こちらも、パワーサプライがどのような装置なのか、具体的に理解・イメージするための参考としてお役立てください。

パワーサプライの種類の具体例

PC電源ユニット デスクトップパソコンの本体であるケース内部に、金属製の箱に納めた状態で設置されるパワーサプライ。
1台でさまざまな電圧への調整に対応でき、他のパーツの性質と用途に合った電圧で電力を供給する。
ACアダプター ノートパソコンやスマートフォン、携帯用ゲーム機などの充電器。
プラスチックケースの中にパワーサプライが密閉された構造で、黒くて四角いケースが電源コードと接続したような見た目をしている。
スイッチング電源 工場の制御盤など、主に機械の内部に設置されるパワーサプライ。
工作機械の他、24時間の稼働が求められる防犯カメラ、LED看板などに搭載される種類で、基盤がむき出しになった見た目のものも多い。
無停電時電源装置
(UPS)
停電時にも、用途に合った電力品質の維持と供給を行う装置のこと。
バッテリーを内蔵したパワーサプライで、電力の常時供給が必要な医療施設、データセンター、ケーブルテレビ網などに設置される。

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パワーサプライの基本的な仕組みとは?概要と特徴

パワーサプライは、用途や見た目、使用シーンの違いの他、仕組みにおいても分類が可能です。

そこで以下からは、パワーサプライにおいて電力の整流・降圧・安定化を行う仕組みである「リニア方式」と「スイッチング方式」の特徴や違いについて、それぞれ説明していきます。

パワーサプライの仕組み「リニア方式」とは

リニア方式とは、トランスと呼ばれる大きな変圧器を使って電圧を低くし、余分な電力を熱として放出する(捨てる)ことで、電圧を用途に合わせて固定、及び出力する仕組みのことです。

この仕組みを採用したパワーサプライのメリットとしては、昔から使われてきたシンプルな構造で修理・調整がしやすいこと、そして後述するスイッチング方式に比べ、ノイズが発生しにくいことが挙げられるでしょう。

対して、リニア方式のデメリットとしては、まず整流・降圧の際に余った電力エネルギーを熱として放出する仕組みであるため、エネルギー損失が大きいことが挙げられます。

また大型のトランスや放熱用の冷却版(ヒートシンク)を設置する必要があるため、パワーサプライが全体が大きく、重くなりやすいところも欠点だと言えるでしょう。

パワーサプライの仕組み「スイッチング方式」とは

スイッチング方式とは、半導体のスイッチング機能を利用したパワーサプライの仕組みです。

具体的には、入力される電気の力で半導体を動かし、高速でスイッチングして電気のACからDCへの変換、整流、降圧等を行います。

近年になってから登場した比較的新しい仕組みで、リニア方式に代わるパワーサプライの主流技術として、パソコンやスマートフォンの充電器、各種家電等において幅広く使われています。

なお、スイッチング方式を採用したパワーサプライのメリットとしては、小さいトランスで動かせるため小型化・軽量化がしやすいこと、そして発熱が少なく、エネルギー効率が良いところが挙げられるでしょう。

その一方で、高速でスイッチングを行うため、リニア方式に比べて電流にノイズが発生しやすいところは、スイッチング方式のデメリットだと言えます。

【関連記事】分配器・分岐器・分波器の違いは?ケーブルテレビ信号の分割に使われる機器の役割と種類を解説

適切なパワーサプライの選び方とは?ポイントまとめ

ここまでに見てきた通り、パワーサプライには用途によりさまざまな仕組み、サイズ、構造のものがあるため、新しく購入・設置する際には、用途に合った種類を選ばなければなりません。

そこで以下に、用途に合ったパワーサプライを選ぶために確認するべきポイントについてまとめました。パワーサプライの買い替え等を検討している場合は、ぜひ参考としてご覧ください。

【パワーサプライの種類を選ぶ際の主なチェックポイント】
  • 自身が想定している用途とパワーサプライの用途、仕組みが合っているか
  • 出力先(接続先)の機器が要求する電流、電圧で電気を供給できるか
  • 設置予定場所のスペースと、パワーサプライのサイズが合っているか
  • 使用環境(温度や湿度の変化、雨風の有無等)に合った構造か

クリエイトジャパンではHFCに使われるパワーサプライの買取・回収に対応!

クリエイトジャパンではHFCに使われるパワーサプライの買取・回収に対応!

使用中、または使用済みのパワーサプライのうち、一部の製品は業者による買取・回収の対象となる場合があります。

例えば、一般家庭用のACアダプタ等のうち、まだ通電していてパワーサプライとして問題なく使えるものは、中古品買取業者やリサイクルショップで買取対象となる可能性が高いでしょう。

また通信設備の一部や、工場等において産業用として使われているパワーサプライについても、用途や状態によっては有価物として買取・回収してもらえるケースがあります。

同軸HFC機器[4.1]の買取と回収、またこれら機器のリサイクルやリユースに注力するクリエイトジャパンでも、同軸HFC機器として使われてきたパワーサプライの回収に対応しております。

通信設備の一部として使われてきたパワーサプライが老朽化や更新で不要になり、処分に困っているという場合は、ぜひ私たちクリエイトジャパンにもお気軽にお問い合わせください。

【関連情報】クリエイトジャパンの事業詳細や「リユース機器の一覧」はこちらでチェック!

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

私たちクリエイトジャパンは、同軸ケーブルの買取と回収、リサイクルに取り組む会社です。

また同軸ケーブルの買取と再資源化以外にも、以下のような品物について有価物として買取・回収するとともに、必要としている方のもとへ届ける再利用化事業にも注力しております。

  • 同軸ケーブル、引き込みケーブル、SSFケーブル
  • アンプ、タップ、PS関連、ヘッドエンド設備、端末機器
  • バッテリー、保安器、モデム、STB など

なお光ケーブルなど、一部買取対応できないものもございます。そのような場合は、産業廃棄物として当社で運搬・処分対応することも可能です。

設備の保守や切替工事等のために、ご不要になった同軸ケーブルやケーブルテレビの周辺機器などがございましたら、リサイクルとリユースの豊富なノウハウを持ち、全国対応にて有価物の買取と回収を行う私たち「クリエイトジャパン」に、ぜひお気軽にお問合せください!

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