アンプ(増幅器)とは?ケーブルテレビの信号伝送にも使われる機器の仕組みや機能について
ケーブルテレビの映像や音声、またケーブルテレビ回線を利用したインターネット通信では光ケーブルと同軸ケーブルを使って信号伝送する「HFC方式」を採用していることが多いです。
しかしHFC方式の伝送では、伝送距離が長くなるほど信号の損失と減衰が起こりやすくなるため、アンプと呼ばれる機器で放送に適した強度を保てるように信号の調整・増幅を行います。
そこで今回は、同軸ケーブルやアンプを含む同軸HFC機器の買取と回収に対応している私たちクリエイトジャパンが、アンプの概要や不要になった場合の処分法等を解説していきます。
目次
「アンプ」とは?機器の基本的な仕組みや概要を解説
それでは早速、アンプという機器の基本的な仕組み、概要について見ていきましょう。
アンプとはアンプリファイヤー(amplifier)の略で、日本語で「増幅器」と呼ばれるものです。
「ブースター」と呼ばれることもあり、受信及び入力された電気信号を必要に応じて増幅させ、より大きな電気信号として出力、またはより遠方の受信先へと伝送する役割を担っています。
信号増幅の基本的な仕組みとしては、受信または入力された電気信号を真空管やトランジスタなど、増幅回路と呼ばれる回路を通して増幅させるというものです。
なお、基本的には信号を増幅させる役割のみ担うアンプですが、機種によっては信号増幅に加えて以下のような機能を兼ね備えたものもありますので、併せて覚えておくと良いでしょう。
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【関連記事】HFCとは?ケーブルテレビやインターネットに同軸ケーブルで接続する配線方式について
アンプ(増幅器)が必要になるシーン・用途の具体例
アンプの主な用途としては、オーディオ機器・通信システム・計測機器などが挙げられます。
オーディオ機器としてのアンプは、そのままでは聞こえない・十分な音量にならない音声信号を十分な振れ幅まで増幅させるために、そして通信システムや計測機器としてのアンプは、放送網の末端や計測装置に十分な強度の電気信号を伝送することを目的に使用されているのです。
【関連記事】同軸ケーブルの損失・減衰とは?主な原因と低減のためにできること
アンプ(増幅器)にはどのような種類があるの?
アンプは、信号増幅の方法や波形の特徴、用途、受信・伝送する信号の周波数帯域などによって分類できます。例えば、用途を基準に分類した場合、楽器や音楽プレーヤーに接続したり、ラジオ等の音声信号を増幅させるために使うものは「オーディオアンプ」という種類になります。
対して、ケーブルテレビの音声と映像、またその回線を利用したインターネット通信において、より遠くまで高品質な電気信号を伝送するための通信装置は「幹線アンプ」に分類されます。
なお、信号増幅の方法や波形の違い、そして受信・伝送する信号の周波数帯域による増幅器の種類の例については以下の一覧にまとめましたので、こちらもぜひ参考としてご覧ください。
| 信号増幅の方法や波形が異なる アンプ(増幅器)の種類の例 | ・リニアアンプ ・デジタルアンプ |
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| 信号の周波数帯域の違いによる アンプ(増幅器)の種類の例 | ・RF(高周波)アンプ ・IF(中間周波数)アンプ |
アンプ(増幅器)のうち通信に使われる「幹線アンプ」について

ここからは、同軸ケーブルと光ケーブルを併用したHFC方式でのケーブルテレビの信号伝送に使われていて、同軸HFC機器の一種でもある幹線アンプという機器について解説していきます。
幹線アンプは、電柱間を走るケーブル上に設置されるアンプ(増幅器)で、受信したケーブルテレビの映像信号・音声信号を増幅させることに加え、以下のような役割を担う機種もあります。
【電気信号の増幅以外に幹線アンプ(増幅器)が果たす役割】
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幹線アンプは、原則として屋外の電柱間に設置されています。具体的には、周波数の減衰量傾斜を調整しながら、約1㎞の距離を伝送するのに3〜4台の幹線アンプを接続するのが一般的です。
そのため幹線アンプには、気温や湿度が不安定な厳しい環境でも安定して稼働できるように、防水性・防塵性が高いという特徴があります。また高シールド構造になっているため、他の電波や電気信号の侵入、影響を受けにくいところも、幹線アンプの大きな特徴だと言えるでしょう。
なお、アンプ以外の代表的な同軸HFC機器の概要については、以下の記事で詳しくご紹介しています。その他の同軸HFC機器に興味のある方は、ぜひこちらも併せてご確認ください。
【関連記事】同軸HFC機器を解説|ケーブルテレビの信号を伝送する上での役割や買取の可否も
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