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2025/07/22

同軸ケーブルと光ケーブルの違いとは?ネット回線としてのメリット・デメリットの違いも解説

同軸ケーブルと光ケーブルの違いとは?ネット回線としてのメリット・デメリットの違いも解説

同軸ケーブルと光ケーブルは、どちらもインターネット通信に使われているケーブルの種類ですが、その素材や構造、信号の伝送方法、使用する際の配線方式などには違いがあります。

そこで今回は、同軸ケーブルとアンプ、タップ、PS等のHFC機器のリユース、リサイクル事業に注力しているクリエイトジャパンが、同軸ケーブルと光ケーブルの違いを4つのポイントに分けて解説していきます。

同軸ケーブルと光ケーブルの基本的な違い

同軸ケーブルと光ケーブルの基本的な違い

まずは、主な素材と基本構造、信号の伝送方法における違いについて確認していきましょう。

同軸ケーブルと光ケーブルの素材・構造・信号の伝送方法の違いは、それぞれ以下の一覧にまとめた通りです。

  同軸ケーブル 光ケーブル
主な素材 ・導体部分は銅やアルミ等の金属
・絶縁体や外部被覆は樹脂製
・光ファイバー(コアやクラッド部分)は石英ガラス、または高性能プラスチック
・被覆部分は樹脂製
基本の構造 軸を同じくする中心導体、内部絶縁体、外部導体、外部被覆の4層を一定の間隔になるよう重ねている。 光ファイバーの上に、2層の被覆を同心円状に被せた構造。
信号の伝送方法 中心導体にかかる電圧を変化させることで、信号を受信先へ伝える。 コアの中に光信号を閉じ込め、繰り返し屈折させて信号を伝送する。

【関連記事】同軸ケーブルの基本構造とは?代表的な用途や構造上の特徴についても解説

同軸ケーブルと光ケーブルは、どちらも軸を同じくする複数の層を同心円状に重ねた同軸構造のケーブルではありますが、導体の形状や材質、層の数、電気信号の伝送方法は異なります。

また同軸ケーブルは、日本において主にケーブルテレビの回線として映像信号・音声信号の伝送に多用されてきましたが、光ケーブルは比較的近年になってから、主にインターネット通信用のケーブルとして普及してきたという違いもありますので、併せて覚えておきましょう。

【関連記事】同軸ケーブルの仕組みを解説|高周波電気信号を伝送するための方法・構造とは?

同軸ケーブルと光ケーブルの配線方式の違い

続いて、同軸ケーブルと光ケーブルをインターネット回線として使用する場合の配線方式の違いについて、見ていきましょう。

同軸ケーブルと光ケーブルを使ったネット回線の配線方式には、大きく「HFC方式」と「FTTH方式」の2種類があります。

HFC(Hybrid fiber coaxial)方式とは、もともとはケーブルテレビの回線として設置されていた同軸ケーブルを、光ケーブルと組み合わせることでネット回線としても利用できるようにする配線方式のことです。

ケーブルテレビ局の局舎から最寄りの中継所、または建物までは光ケーブルを引き、そこから各戸まではテレビ用の同軸ケーブルを接続して、信号の伝送と通信を可能にしています。

対してFTTH(Fiber To The Home)方式とは、通信事業者から各家庭まで、すべて光ケーブルだけで接続する配線方式のことです。通信用の回線として、同軸ケーブルは一切使用しません。

なお近年では、同軸ケーブルを使ったHFC方式の配線は廃止・縮小される傾向にあり、徐々にFTTH方式への切替が進んでいます。2025年現在においては、まだ多くの回線でHFC方式の配線が採用されていますが、近い将来、すべてFTTH方式の回線へと置き換わっていくでしょう。

使うケーブルの違いで、ネット回線の利用料金は変わる?

ケーブルテレビの回線として設置した同軸ケーブルを使うHFC方式のネット回線は、工事費用が安く済むため、インターネット通信を利用する際の料金も比較的安価になることが多いです。

対して光ケーブルは、設置する際に敷設工事が必要になるため、HFC方式のネット回線に比べるとFTTH方式のネット回線の方が基本プランの料金が高くなる傾向にあると言えるでしょう。

同軸ケーブルと光ケーブルの機能的な違い

同軸ケーブルと光ケーブルの機能的な違い

構造や信号伝送の仕組みにおいて異なる同軸ケーブルと光ケーブルは、機能面においても違いがあります。そこで以下からは、両者の機能面における違いについて、見ていきましょう。

同軸ケーブルと光ケーブルの機能は、大きく通信速度、ノイズへの耐性、信号の減衰と損失の程度という3つの要素によって決定されます。そこで、この3つの観点から同軸ケーブルと光ケーブルの機能を比較し、それぞれの特徴を表にまとめましたので、ひと通りご確認ください。

同軸ケーブルの機能の特徴まとめ・通信速度は数百Mbpsから最大1Gbps程度
・光ケーブルに比べてノイズを拾いやすい
・伝送距離が長くなるほど、信号の減衰や損失が起こりやすくなる
光ケーブルの機能の特徴まとめ・通信速度は最大10Gbps程度
・同軸ケーブルに比べ、ノイズの影響を受けにくい
・伝送距離が延びても、信号の減衰や損失が起こりにくい

【関連記事】同軸ケーブルの損失・減衰とは?主な原因と低減のためにできること

同軸ケーブル・光ケーブルを使った通信のメリットとデメリットは?

同軸ケーブルを利用したHFC方式、そして光ケーブルだけを使ったFTTH方式のインターネット通信には、それぞれのケーブルの特徴や機能からくるメリット・デメリットがあります。

例えば、同軸ケーブルと光ケーブルの両方を使って配線するHFC方式では、地理的・経済的な理由から光回線の導入が進んでいないエリア、集合住宅等においても導入しやすいという強みがあります。

一方で、FTTH方式のインターネット通信に比べると通信速度が遅いこと、また信号の減衰や損失、ノイズの侵入が起こりやすいところは、HFC方式のデメリットだと言えるでしょう。

対してFTTH方式のインターネット通信における最大のメリットとしては、通信速度が早く、データのアップロード・ダウンロードともに安定した速度で行えるところが挙げられます。

またデメリットとしては、光ケーブルの敷設工事に費用と時間がかかるため利用料金が高額になりやすいところ、そして山間部など、敷設工事が困難な地域においては導入が難しいところ等が挙げられるでしょう。

【関連記事】同軸ケーブルを使ったインターネット通信を解説!メリット・デメリットや配線方式の種類は?

同軸ケーブルと光ケーブルの処分方法の違い

同軸ケーブルや光ケーブルのような通信ケーブルは、一定の年数が経過すると劣化し、正常に信号の伝送を行えなくなるため、交換の上、何らかの方法で処分する必要が出てきます。

使えなくなったケーブルの処分方法としては、産業廃棄物として業者に回収・廃棄してもらうのが一般的ですが、リサイクルを行う業者に買取・回収に来てもらうのも一つの選択肢です。

私たちクリエイトジャパンは、ケーブル類のうち、特に同軸ケーブルの買取と回収に注力している業者の一つ。未使用の同軸ケーブルはリユース品として活用し、役目を終えて使えなくなった同軸ケーブルについては資源としてリサイクルするため、どのような状態の同軸ケーブルであっても喜んで買取・回収に対応いたします。

日本全国、どこでも自社トラックにて回収にお伺いしますので、同軸ケーブルや同軸HFC機器の処分方法についてお悩みの場合は、ぜひ私たちクリエイトジャパンにもお気軽にご相談ください。

【関連記事】不要な同軸ケーブルは買取に出せる!業者における買取価格の相場や考え方とは?

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

私たちクリエイトジャパンは、同軸ケーブルの買取と回収、リサイクルに取り組む会社です。

また同軸ケーブルの買取と再資源化以外にも、以下のような品物について有価物として買取・回収するとともに、必要としている方のもとへ届ける再利用化事業にも注力しております。

  • 同軸ケーブル、引き込みケーブル、SSFケーブル
  • アンプ、タップ、PS関連、ヘッドエンド設備、端末機器
  • バッテリー、保安器、モデム、STB など

なお光ケーブルなど、一部買取対応できないものもございます。そのような場合は、産業廃棄物として当社で運搬・処分対応することも可能です。

設備の保守や切替工事等のために、ご不要になった同軸ケーブルやケーブルテレビの周辺機器などがございましたら、リサイクルとリユースの豊富なノウハウを持ち、全国対応にて有価物の買取と回収を行う私たち「クリエイトジャパン」に、ぜひお気軽にお問合せください!

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