ケーブル等いらない電線を売ることはできる?売却処分の可否や買取価格について
ケーブルテレビやインターネットの回線を、同軸ケーブルを使ったHFC方式から光ケーブルだけを使うFTTH方式へ切り替える際には、大量のケーブルを処分する必要が出てきます。そのため、工事に伴い不要になったケーブル類の処分方法に悩む通信事業者様は少なくありません。
そこで今回は、同軸ケーブルをはじめとするケーブル類・コード類の買取と回収に対応しているクリエイトジャパンが、ケーブル類を売ることができるのはどのような業者なのか、売る場合の買取価格の考え方やポイント、注意点についてまとめて解説していきます。
不要なケーブル類を売ることを検討している通信事業者様は、ぜひ参考としてご覧ください。
目次
ケーブルを売ることができるのはどんな業者?
はじめに、不要なケーブルを売ることができる業者の具体例について、確認していきましょう。
ケーブル類の買取・売却処分に対応している代表的な業者としては、以下のようなところが挙げられます。
中古品や不用品の買取、リユースを行う業者
まずは、主にリユース(再販売)することを目的に、ケーブル類を含む中古品・不用品を幅広く買取している業者です。いわゆる中古品買取業者や、リサイクルショップ等がこれに当たり、会社や店舗によっては同軸ケーブルや宅内線など、各種ケーブル類の買取にも対応しています。
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ケーブル類を含む非鉄金属の買取業者
非鉄金属買取業者とは、鉄以外の金属を買い取り、リサイクルしている業者の総称です。通常、ケーブル類の導体部分には電力や電気信号の伝導率が高い銅が一定量使われているため、この銅を取り出し、リサイクルする目的でケーブル類の買取に対応する非鉄金属業者もあります。
ケーブル類の買取・回収・リサイクルを行う業者
非鉄金属買取業者以外にも、ケーブル類の買取と回収、リサイクルに積極的に対応している業者はいくつかあります。例えば、主に特定の用途のケーブルの買取・回収に注力している業者が、その延長でさまざまなケーブルの買取と回収に対応するケースなどが、これに当たるでしょう。
同軸ケーブルをはじめ、その周辺機器であるアンプ、タップ、PS等の同軸HFC機器の買取と回収、またこれらのリユース・リサイクル事業に注力している私たちクリエイトジャパンも、同軸ケーブルを含むケーブル類・コード類の買取に幅広く対応するリサイクル業者の一つです。
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ケーブルを売る場合の各業者における買取価格の考え方

どのような業者であればケーブル類を売ることができるのかがわかったら、次は、ケーブルを売る場合の買取価格の考え方について、業者による違いも含めて確認していきましょう。
中古品の買取・リユース業者の場合
自社の顧客に対し、そのまま商品として再販売することを目的にケーブルの買取を行う中古品買取業者、リサイクル業者では、大きく以下の3つの要素で買取価格が決まることが多いです。
- 未使用品か、中古品(使用済み)か
- まだケーブルとして使用することができるか
- どのようなメーカー、種類のケーブルか
中古品買取業者やリサイクル業者の場合は、未開封や未使用のもの、また有名メーカーのケーブルであるほど商品価値が高くなるため、買取価格も高額になる可能性が高いと考えられます。
ただ一方で、経年劣化等により既にケーブルとして使用できなくなっているものについては、店側から買取を拒否される場合もあるため、注意が必要です。
ケーブル類を含む非鉄金属の買取業者の場合
ケーブルに含まれる銅を取り出し、リサイクルすることを目的にケーブルの買取を行う非鉄金属買取業者においては、ケーブルの使用・劣化状況に関わらず、買取に対応してもらえます。
なお、非鉄金属買取業者にケーブルを売る際に、一般的に買取価格の基準となる要素としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。
- 売るケーブル類、電線の全体重量
- ケーブルに含まれる銅の量、割合(%)
- アダプターなど、ケーブル以外のパーツが付いているか
- 買取時の銅の建値(売買の基準価格)
非鉄金属買取業者にケーブル類を売る場合は、銅の含有量が多いほど、また売却するケーブルの重量が大きくなるほど買取価格が高額になる傾向があります。なおアダプターなど、他のパーツが付いた状態のままケーブルを売ると、選別時の作業が増えるため、買取価格が減額される場合もありますので、併せて覚えておきましょう。
ケーブル類の買取・回収・リサイクルを行う業者の場合
クリエイトジャパンのようにリユース、リサイクルを主な目的としてケーブルの買取を行う業者においても、基本的には非鉄金属買取業者と同じく、劣化や断線の状態に関係なくケーブルの買取に対応しています。
なお、クリエイトジャパンがケーブル類の買取価格を決める際の基準は、以下の3点です。
- 買取時の銅の建値
- ケーブルの種類
- ケーブルの総使用距離(買取が見込めるケーブルの長さ)
ケーブルには、径が小さく銅の含有量が少ないもの、またケーブルの周りにワイヤーを巻きつけているものなど、用途によりさまざまな種類があります。径が太く銅の含有量が多い種類のケーブルほど買取価格が高くなり、ケーブルの破砕と素材ごとの選別に時間がかかる構造のものほど買取価格が低くなる傾向にあると理解しておきましょう。
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ケーブルを売る際のポイントや注意点

ここからは、ケーブルを売る業者を選ぶ上でのポイントや注意点について紹介していきます。
【その1】買取の方法や条件についてチェックする
先述した通り、買取可能なケーブルの条件は業者により異なります。また、買取方法にも以下のような複数のパターンがあるため、事前に買取依頼を検討している業者の対応を確認の上、査定や見積りを依頼する必要があると覚えておきましょう。
- ケーブルを売る人が、買取業者までケーブルを持参する店頭買取
- ケーブルを売る人の事業所等まで、買取業者が出向く出張買取
- ケーブルを売る人が、買取業者までケーブルを送る宅配買取
【その2】事前に各種の手数料の有無も確認しておく
ケーブルの買取に対応する業者の中には、状況により、以下のような手数料の負担をお客様に求めるところもあります。ケーブルを売る際は、買取の条件や方法と併せ、手数料を負担する必要があるかどうかも業者に確認しておきましょう。
- 査定料
- 出張手数料
- 振込手数料
- キャンセル料
なおクリエイトジャパンにおいては、上記のような手数料のご負担をお客様に求めることはありません。お客様からのご連絡内容をもとにお打ち合わせ、お見積もりを行い、北は北海道から南は沖縄県まで、自社のトラックで日本全国のお客様のもとへ買取と回収にお伺いします。
同軸ケーブルをはじめとする各種ケーブル類、コード類の処分にお困りの場合は、ぜひ私たちクリエイトジャパンにもお気軽にお問合せください。
クリエイトジャパンの産業廃棄物収集運搬業・産業廃棄物処分業の取り扱い品目、許可についてはこちらをチェック
同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

私たちクリエイトジャパンは、同軸ケーブルの買取と回収、リサイクルに取り組む会社です。
また同軸ケーブルの買取と再資源化以外にも、以下のような品物について有価物として買取・回収するとともに、必要としている方のもとへ届ける再利用化事業にも注力しております。
- 同軸ケーブル、引き込みケーブル、SSFケーブル
- アンプ、タップ、PS関連、ヘッドエンド設備、端末機器
- バッテリー、保安器、モデム、STB など
なお光ケーブルなど、一部買取対応できないものもございます。そのような場合は、産業廃棄物として当社で運搬・処分対応することも可能です。
設備の保守や切替工事等のために、ご不要になった同軸ケーブルやケーブルテレビの周辺機器などがございましたら、リサイクルとリユースの豊富なノウハウを持ち、全国対応にて有価物の買取と回収を行う私たち「クリエイトジャパン」に、ぜひお気軽にお問合せください!