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2025/07/17

アンテナ線など同軸ケーブルの耐用年数は何年?交換・処分を考える上でのポイントも

アンテナ線など同軸ケーブルの耐用年数は何年?交換・処分を考える上でのポイントも

同軸ケーブルは、だいたい何年くらいで耐用年数を迎え、交換が必要になるのでしょうか。

そこで今回は、同軸ケーブルと同軸HFC機器であるアンプ、タップ、PS等の買取・回収に注力しているクリエイトジャパンが、同軸ケーブルの耐用年数の目安について解説していきます。

また併せて、交換のために新しく同軸ケーブルを購入する際の選び方のポイントや、耐用年数を迎えた古い同軸ケーブルの処分方法にも触れていますので、ぜひ参考としてご覧ください。

同軸ケーブルの耐用年数の目安は?

耐用年数とは「法定耐用年数」のことであり、法律上、その品物が使用可能な期間のことを指す言葉です。

具体的には、事業のために購入した品物の費用を使用可能年数を基準に分割して会計処理する(=減価償却する)ために設定された期間であり、品物ごとの法定耐用年数は、国税庁によって決められています。

例えば、LAN設備の一部を構成する同軸ケーブルの法定耐用年数は、18年と設定されています。

【参考】LAN設備の耐用年数に関する経過的取扱い|国税庁

ただ耐用年数という言葉は、本来の法定耐用年数という意味だけでなく、メーカーや事業者、消費者の間で「その品物を安全に使用できる年数」「製品の寿命」というニュアンスで使われるケースも少なくありません。

製品の寿命としての同軸ケーブルの耐用年数は、ケーブルの外径や耐久性、使用環境によって大きく変わってきますが、屋外に設置する場合で15〜20年、屋内に設置する場合で20〜30年程度と考えるのが一般的でしょう。

【関連記事】同軸ケーブルとは?何に使う?主な使い方や特徴などの基礎知識をまとめて解説

耐用年数の前でも起こる!同軸ケーブルが劣化している兆候

耐用年数の前でも起こる!同軸ケーブルが劣化している兆候

ここまでに見てきた通り、法的にも製品寿命的にも同軸ケーブルの耐用年数は20年前後が目安だと考えられます。ただし、使用環境や施工状況によっては、耐用年数の目安である20年に達する前に同軸ケーブルが劣化し、使えなくなるということも起こり得るのです。

例えば、同軸ケーブルや接続機器に以下のような症状が見られる場合は、同軸ケーブルの劣化が進み、電気信号や電力を伝送する導体が損傷している可能性があります。特に屋外など、過酷な環境で設置・使用している同軸ケーブルは、耐用年数よりも短い期間で以下のような劣化のサインが現れるケースが多いでしょう。

  • 同軸ケーブルを接続したテレビが映らないなど、断線が疑われる症状が出ている
  • 風などの影響で同軸ケーブルが揺れた時に、接触不良が起きて信号の質が低下する

これらの兆候が現れた時は、耐用年数に関わらず同軸ケーブルの交換を検討してください。

なお同軸ケーブルの劣化は、経年や使用環境だけでなく、施工の仕方によって引き起こされる場合もあります。

同軸ケーブルは、軸を同じくする複数の層を重ねた構造になっているのですが、この層の間隔が極端に狭くなると特性インピーダンスが乱れ、信号の反射や損失が起こりやすくなるため、正常に信号を伝送できなくなってしまうのです。

同軸ケーブルの交換時期を考える際は、耐用年数だけでなく、極端な圧迫や変形による断線にも注意する必要があると覚えておきましょう。

同軸ケーブルの寿命を延ばすためにできることは?

法定耐用年数は、法律で定められた使用可能年数であるため変えることはできませんが、製品寿命という意味での耐用年数であれば、使用・施工の仕方次第で延長することも可能です。

具体的には、使用環境や用途に適した製品を選んで使うこと、そして最小屈曲半径(曲げ半径)に注意して施工することの2点が挙げられるでしょう。

最小屈曲半径とは、信号や電力を伝送するといった機能に悪影響を及ぼすことなく、ケーブルを曲げることができる半径のこと。最小屈曲半径の範囲内であれば、施工時に同軸ケーブルを圧迫しても問題なく信号や電力の伝送を行うことができますので、併せて覚えておきましょう。

【関連記事】同軸ケーブルの基本構造とは?代表的な用途や構造上の特徴についても解説

耐用年数を迎えた同軸ケーブルを交換する際の選び方

耐用年数を迎えた同軸ケーブルを交換する際の選び方

続いて、耐用年数を迎えた同軸ケーブルを交換するにあたり、新しい同軸ケーブルを購入する際のポイントについて見ていきましょう。同軸ケーブルを選ぶための基準としては、大きく以下の2点が挙げられます。

  • 用途と接続する機器
  • 想定される使用環境

同軸ケーブルを使用する時は、その用途や接続機器に合った特性インピーダンスのものを選ばなければなりません。特性インピーダンスとは、同軸ケーブルが電気信号や電力を伝送する際に生じる抵抗のことで、日本ではテレビ等の映像通信用では75Ω、無線通信用では50Ωが特性インピーダンスに設定されています。

古いものと交換するために新しい同軸ケーブルを購入する時は、まず用途や接続機器をもとに特性インピーダンスと周波数帯域を、また想定される使用環境に適した外径(太さ)や材質、耐久性がどのくらいかを考え、ケーブルの規格・種類を選べば良いと覚えておきましょう。

【関連記事】同軸ケーブルの代表的な規格・種類を解説|基本情報や選び方のポイントも

耐用年数を過ぎた同軸ケーブルは売却処分が可能!

耐用年数を超えた同軸ケーブルは、劣化または断線によって電気信号や電力の伝送ができない状態になっていることが多いため、もうケーブルとして使うことはできません。しかし一方で、同軸ケーブルの導体に使われている銅やアルミ、そして絶縁体などの素材である樹脂には資源としての価値があるため、一部の業者等では「有価物」として買取・回収の対象となります。

私たちクリエイトジャパンも、そんな同軸ケーブルの買取・回収に対応する業者の一つです。

買取・回収した同軸ケーブルは、人の手と機械によって丁寧に破砕・選別した上で資源として出荷するため、劣化や断線が起きていたとしても、喜んで買取に対応させていただきます。

耐用年数を超えた同軸ケーブルや、使わなくなった同軸HFC機器等の処分にお困りでしたら、ぜひ私たちクリエイトジャパンにもお気軽にお問い合わせください。北は北海道から南は沖縄県まで、日本全国のお客様のもとまで直接お伺いして同軸ケーブルを買取・回収いたします。

【関連記事】不要な同軸ケーブルは買取に出せる!業者における買取価格の相場や考え方とは?

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

同軸ケーブルと周辺機器のリサイクル・リユースに関するご相談は「クリエイトジャパン」へ

私たちクリエイトジャパンは、同軸ケーブルの買取と回収、リサイクルに取り組む会社です。

また同軸ケーブルの買取と再資源化以外にも、以下のような品物について有価物として買取・回収するとともに、必要としている方のもとへ届ける再利用化事業にも注力しております。

  • 同軸ケーブル、引き込みケーブル、SSFケーブル
  • アンプ、タップ、PS関連、ヘッドエンド設備、端末機器
  • バッテリー、保安器、モデム、STB など

なお光ケーブルなど、一部買取対応できないものもございます。そのような場合は、産業廃棄物として当社で運搬・処分対応することも可能です。

設備の保守や切替工事等のために、ご不要になった同軸ケーブルやケーブルテレビの周辺機器などがございましたら、リサイクルとリユースの豊富なノウハウを持ち、全国対応にて有価物の買取と回収を行う私たち「クリエイトジャパン」に、ぜひお気軽にお問合せください!

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